2024年、初心者の初心者による初心者のための円高局面のおすすめ投資信託と理由を解説しました。円高になるときは、為替ヘッジありがおすすめですが、円高になったら、為替ヘッジなしの方がおすすめです。これから上がる投資信託銘柄、今買いの投資信託銘柄、長期保有の王道の銘柄から短期保有の旬の銘柄までをご紹介。初心者目線だから、わかりやすい!
「為替ヘッジあり」というのは、一定の経費を払って、円高になってしまっても、為替差損をなくすものです。
為替差損とは、例えば、「オルカン」を買って、10%の利益が出た時に、10%の円高ドル安になると、利益が吹き飛ぶものです。
投資信託の「保険」のようなものですね。
ただし、経費は安くはないので、債券の投資信託などは、為替ヘッジがあると、ほとんど利益が出ません。
そのため、ここでは、ブルやレバレッジのあるものをおすすめします。
リスクは高くなりますが、為替ヘッジの経費の影響を薄められます。
為替ヘッジありの銘柄を買うのは、これから円高になると判断した時です。
すでに円高になって、これから円安になると思ったら、「為替ヘッジなし」の銘柄にすると、為替差益を得られます。
「為替ヘッジあり」は、これから円高になる時に買うものです。
米国の利下げと日本の利上げは、これからも続くので、その度に円高ドル安になるでしょう。
ご自身の投資計画と相談ですね。
以上の銘柄に投資する際のコツを伝授します。
海外の投資信託は、円高になると、相対的に、割安になります。
そのため、できるだけ円高の時に買うようにしましょう。
例えば、1ドル160円で、100ドル分買うと、16,000円の価値があるのですが、1ドル140円になってしまうと、14,000円の価値になってしまいます。
つまり、投資信託の上昇と為替差益の両方を狙うのです。
価格が下がる時に、どうしても売りたくなるのですが、売ると上がることも多いです。
相当下がることが予想される時以外は、長く持っていた方が、結局儲かります。
下がりそうだと思って、ベアを買うのは、避けた方が良い場合が多いです。
運用益が、低迷している銘柄を時々は売って、新しい銘柄を買うと良いでしょう。
長期保有が儲かるのは、複利効果があるからですが、銘柄を入れ替えても、その分、多く買えれば、同じことです。
つまり、10,000円で買った銘柄を買って、12,000円になっていたら、銘柄を入れ替える際に、別の銘柄を12,000円分買えば、複利効果を打ち消すものではありません。
ブルは、長期保有には向かないと言われています。
大きく下げた時に購入すると良いでしょう。
ただし、長期で下げると予想するなら、ホールドしても良い場合もあります。
実際に、長期で、大きなリターンを叩き出しています。
株のデイトレードをしていた方などは、短期で売買を繰り返したくなります。
しかし、投資信託は、それでは儲かりません。
上手く底値で買って、高値で売れると良いのですが、失敗することも多いです。
なので、底値付近で買って、あとは、上昇を待ちましょう。
投資信託は、基本的に上昇するものなので、プラスになっていくでしょう。
そういう銘柄を選ぶのです。
どうしても買い時が分からなければ、つみたてNISAにしましょう。
ドルコスト平均法というものをやってくれるので、有益です。
そして、有望な銘柄は、長期で保有する。
それが基本です。
基本的には、長期保有が良いのですが、短期で、旬の銘柄を買うのも、良いと思います。
何よりやりがいがありますし、その方が、運用益も多くなることもあります。
相場は、常に変化していて、一筋縄では読み切れません。
ここでは、これからの相場について、思ったことを書きます。
投資は、自己責任でお願いします。
長い目で見れば、確実に円高ドル安になる時が来ます。
ただし、1ドル100円になるかと言えば、しばらくはならないでしょう。
米国の金利が、3%あたりで、利下げ終了でしょうから、あとは、日本の利上げ次第です。
おそらく、長い時間をかけて、2%くらいになるのが精一杯でしょう。
その時、金利差は、1%になります。
今と比べて、大きな違いがあります。
この時、米国は、ゴルディロックス相場になります。
この、円高の時に、米国への投資を積極的にしましょう。
なぜなら、これ以降、円安になった時に、米国の投資信託などは、為替差益が出るからです。
逆に言えば、円高になるなら、米国投資は、ほどほどにしておくべきでしょう。
あるいは、為替ヘッジありのものがおすすめです。
米国の利下げが、視野に入ってきました。
その理由の一つでもある、景気後退。
せっかく利上げが停止されるのに、景気後退で、株価下落か、と思いますが、経済が冷え込んでくると、「早期利下げ」の可能性が、出てきます。
景気後退も、悪いことばかりではないということです。
現在の相場は、「米国指標:インフレ高進」→「米国利上げ観測」→「米国金利高」→「株安・円安ドル高」となっています。
これを大きく変えるのは、「米国の利下げ」でしょうか。
それが、視野に入る頃までは、軟調な地合が続くかも知れませんね。
また、指標で相場が動いても、すぐに元に戻る傾向も見受けられます。
仮に、日本の為替介入があっても、多分、すぐに元に戻ってしまうでしょうね。
米国株式は、緩和バブルからのソフトランディングに向けて、飛行中です。
日本株式は、緩和バブルをひたすら盲進しています。
米国は、インフレという難敵に直面して、利上げで軌道修正しましたが、日本は、どうなるでしょう。
まだ先のこととは思いますが、頭に入れておかないと、大失敗しそうですね。
日銀は、今後、YCCの修正などを皮切りに、金利を上げていくことになるでしょう。
それに伴う動きに関して。
日銀が、金融引き締めをすると、円高ドル安になります。
それによって、日本株安になります。
さらに、外国の債券が、売られるようです。
米国債が売られると、米国の債券利回りが上がります。
それによって、ナスダックなどの株安になります。
これまでは、米国の金融引き締めに気を取られていて、日本の引き締めをした場合のシミュレーションが、足りませんでした。
円高ドル安→米国の債券利回り低下→米国株高と、単純には行かないようです。
これまで、債券利回りが、株式の尺度のようになっていましたが、あくまで、FF金利が、そうあるべきで、そこに回帰したのかも知れません。
事実、債券利回りが上昇しても、株高になることもあります。
この「尺度」を、今一度再確認すべき時なのかも。
米国は、利上げの停止〜利下げに向かって行きます。
それに伴い、円高ドル安傾向になるでしょう。
そして、米国株高。
もし落とし穴があるとすれば、意外に時間がかかることなど。
さらに、リセッション。
これは、各国の金融引き締めによって、もたらされるものでもあります。
それを、十分考慮してきませんでした。
米国の台所事情だけを見ていてはいけないのです。
ただ、米国の場合は、最悪、利下げを早めれば良いので、少しは安心かも知れませんね。
投資する際に、役に立つサイトをご紹介します。
株価指数の先物の一覧です。
これで、売買計画を立てると、良いでしょう。
原油の他、多くの商品(コモディティ)のリアルタイム価格が分かります。
チャートも随時更新されるので、とても便利です。
インドの株式の価格とチャートを提供。
インド関連の投資信託を売買する際に役に立ちます。
投資信託の投資シミュレーションをすることができます。
運用利回りは、20%ほどにすると良いでしょう。
注目の米国10年債券利回りの情報です。
投資信託の売買の参考になります。
政策金利などを決定する各国の金融政策のスケジュールです。
必ずチェックしましょう。
金(ゴールド)の価格の情報です。
長期のチャートも見ることができるので、便利です。
「為替ヘッジあり」は、ブルやレバレッジの銘柄にすると、経費の影響を軽減できます。
「為替ヘッジあり」の銘柄を買う際は、円高になる局面です。
これから円安になる時は、「為替ヘッジなし」にすると良いでしょう。
投資は、自己判断でお願い致します。
情報が古かったり、間違っていることなどによる損害の責任は負いかねますので、ご了承ください。
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