【体験談】「投資信託、損切り?大損の理由と対策」についてまとめました。何かの参考になればと思います。
日銀が利上げをしたことなどで、株式市場が、大暴落しました。
円キャリー取引の巻き返しによって、主に、日本株式が、下がりました。
小生は、日本の株式と投資信託は、あまり持っていなかったので、直撃は免れましたが、米国の投資信託では、大損しました。
大損の理由と、これからの対策についてまとめました。
大損した銘柄の筆頭は、「大和-レバレッジ・ドラッカー研究所米国株ファンド」です。割と多めに買っていたので、ひどいものでした。特に、為替ヘッジがなかったので、円高になって、損失が大きくなりました。同じような、「大和-NASDAQ100 3倍ブル」は、為替ヘッジがあったので、円高の損失を免れ、ドル円の反発局面で、大きく戻していました。
大暴落した時に、何を思ったか、「SBI-SBI 日本株3.8ベアII」を買ってしまいました。翌日の反転で、40%以上損が出ました。
日銀の利上げによって、円キャリー取引の巻き返しが起こりました。
それにより、円高ドル安になりました。
米国の投資信託は、円高ドル安になると、その分目減りします。
為替が、5%円高になると、米国の投資信託は、そのまま5%下がります。
利益が5%減るのではなくて、持っている価格の5%なので、大損になります。
円キャリー取引の巻き返しで、日本株の投資信託は、直撃を受けました。
そして、信用取引で、株などを購入していた方は、追証回避の投げ売りとなりました。
神田旧財務官が、為替介入で、投機筋に打撃を与えたことが、この下落の一因です。
敵は作らないで欲しいものです。
いくつかの対策が必要になります。
円高ドル安の流れは、これからも徐々に続き、しばらくは、もう一時の円安にはならないでしょう。
しかし、円高ドル安になると、米国の投資信託が、どんどん目減りします。
そこで、「為替ヘッジあり」の投資信託を選択することができます。
これは、円高になっても、その損失が回避されるものです。
しかし、その分の費用を捻出するので、利益が少し減ります。
また、円安になると、その分の利益は得られません。
投資信託は、すぐには売ることができず、損失が膨らんでしまいます。
そこで、すぐに売買できる「ETF」の比重を高める必要があるかも知れません。
ETFは、上場投資信託と呼ばれ、株式と同じように売買できる投資信託です。
円高の影響をあまり受けたくないのであれば、日本の投資信託などを買うと良いでしょう。
ただし、円高になるので、輸出関連などは避けるべきです。
ドル円相場とは距離を置く、「新興国」への投資も良さそうです。
特に、米国が利下げをすると、これらは、恩恵を受けるようです。
これからは、円安時代と違い、為替差益を得られる時代ではありません。
円高になって、利益が減っても、続けられるようなトレードが必要になります。
これだけ書いてきて、言いにくいのですが、思った以上に円高にならない可能性もあります。
金利差は、まだまだ大きいからです。
そのため、これまでの手法でも、損切りしないで、持っていれば、だいぶ巻き返すことができるのかも知れません。
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